思春期ニキビとは
思春期にできるニキビのこと
体と心が子供から大人に変化していく時期「思春期」。その頃にできるニキビのことを、俗に「思春期ニキビ」と呼びます。中学生から20歳くらいまでにできるニキビは思春期ニキビと考えて良いでしょう。思春期には男女とも男性ホルモンの分泌量が増えるので、その影響で皮脂が過剰に分泌されます。その結果毛穴がよく詰まり、ニキビもできやすくなってしまうんです。思春期ニキビは体が正しく成長している証とも言えますが、この年頃は自分の見た目や、周りからどう見られているかなどが気になるもの。「たかがニキビ」といえど、真剣に悩んでいる中学・高校生は多いでしょう。思春期ニキビは体内のホルモンが原因なので、1つも発生させないというのは不可能に近いことです。しかし、できるだけ発生を抑えたり、ニキビ跡が残らないようキレイに治す方法はあるので安心してくださいね。

自分で潰すのはダメ!気になってもガマンが肝心
「ニキビの頭が白くなっていると、潰したくて仕方ない!」という人はいませんか?確かに鏡を見るたび気になるし、見た目も良くないので早く何とかしたいですよね。しかし、自分で潰すのは絶対ダメ。人の指には雑菌がたくさん付着しているので、ニキビに触ると炎症を起こしてしまうかもしれません。そもそも白ニキビは、まだ皮脂や角栓が毛穴に詰まっているだけの状態です。ここで正しいスキンケアや生活習慣を行えば、赤ニキビ(菌が繁殖している状態)や黄ニキビ(炎症をおこしている状態)になる前に治る可能性は十分にあります。それに、ニキビを潰すと後々跡が残ってしまうかもしれませんよ。せっかくニキビが治っても、肌にボコボコと跡が残っていたら意味がないですよね。あまりに白ニキビができて気になるようなら、潰してしまう前に皮膚科へ相談してみましょう。適切な治療薬とニキビを治すアドバイスが貰えるはずです。